子供を対象とした空手や柔道・剣道など武道全般の教室では礼節を重んじた修練を行います。最近ではより一層内面的な精神鍛錬の場として合気道教室も開かれるようになりました。

子供に礼儀作法や精神教育を教えるために武道を習わせる方も多いかと思います。日本古来からの伝統ある武道では、「礼に始まり礼に終わる」という武道精神の教えが子供の精神教育に良いとされてきました。
一般的に多く見られる子供教室では、剣道教室、柔道教室、最近では空手・少林寺などの教室も人気が出てきました。合気道は日本古来の武道を総合的に改良し、柔術との融合により誕生した武道です。一昔前までは、子供教室はほとんどありませんでした。
合気道は内面的な精神鍛錬が大半を占めるので、まだ体力的、精神的に形成途中の子供には教えられないとの考え方が合ったようです。目に見えない「気」イメージする考え方や、鍛えられた精神力の裏づけからできる、受身からの攻撃への流れは子供に伝えるには難しいとされてきたからです。
近年では開祖「植芝盛平」から学んだ弟子の方々が様々な流派に分派し、色々なスタイルで合気道を広めてきました。開祖の時代はあらゆる武道を極めた者しかなし得なかった合気道が、諸先輩方のご尽力により、武道経験がなくても合気道の世界へ入れるほどに門を開いてくれました。
今では内面的な精神鍛錬は次のステップとして、武道の精神を教え心身を鍛えるという観点から、子供たちへの指導の門が開かれています。幼年期の子供たちには「気」をまとい、相手の力を吸収して自らの力にする考え方は伝わりませんが、”和 ”の武道の精神である「静」からのはじまり、自らは攻撃をしかけない、他武道にはない ”和 ”の精神教育として指導されています。