
相手の力を利用して技をかけるということから、女性の護身術としてのイメージがある合気道ですが実践に使えるまでには長い修練が必要となります。
合気道のイメージは、相手の力を利用して技をかける、無駄な力を必要としないので力の弱い女性でも習得することができるといったイメージがあります。自らは攻撃せずに、相手の攻撃を ”受け身 ”として捕らえ、その力を利用して技をかけることから「護身術」のイメージがあります。
全ての武道に共通しますが、武道は確かに身を守る術の一手にはなりますが、護身術と認識することは危険なことです。柔道などの絞め技、空手・剣道などの打撃系でも、真髄は精神鍛錬であり相手を攻撃する武器として考えてはならないということです。

合気道では自分からは攻撃をしないことから、受け身から攻撃に転じる武道です。確かに技としては護身にもなり得ますが、相手の攻撃に動じない強靭な精神力を持ち合わせなければなりません。まして習得に時間がかかる合気道では、数年の経験では護身術にはなり得ないということです。なまじの自信が逆に危険の中に身おくことになります。
女性にとっては ”技 ”として習得していれば、とっさの対応としてはある意味護身術になります。ですが、あくまで相手の一瞬のスキを誘うことと認識して、相手がひるんだスキに安全なところに逃げることを考えることが大切です。